パラブーツランス(ファー付きですが)を購入したので、サイズ感についてレビューしていこうと思います。
結論から言うと、ランスはマジで足の形を選ぶ靴です。
Paraboot ランスの概要
値段 | 94,600円(現行) |
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素材 | アッパー/牛革、ソール/ゴム |
製法 | ノルヴェイジャン製法 |
パラブーツの中でも5本の指に入るであろう人気モデルの「ランス」。
ローファーとは思えない分厚いソールと太めのモカシンが特徴です。その他のローファーとは一線を画すゴツさがあります。もはや形だけを見てローファーと一括りにすることに疑問すら感じますね。細めのジーパンに合わせるのはあまりにオッサン的なイメージが付きすぎてしまっているので、中太〜太めのパンツに合わせるのがおすすめです。
Paraboot ランスサイズの選び方
ネットの情報では?
ランスのサイズ感やフィッティングについて書かれているブログやYouTubeを参考にすると、概ね以下の情報が出てきます。
・つま先の捨て寸がない
・見た目の割につま先の横幅が狭い
・ヒールカップが履き口に向かって強くカーブしており、アキレス腱に刺さる
・インソールはゴムなので沈み込みによる馴染みは期待できない
・革の伸びもあまり期待できない
・薄手の靴下では履きにくい。厚手の靴下で履くのが良い。
・甲が高め
・作りがデカめなのでハーフサイズ落とした方が良い
・なかなかサイズ感が合わず2、3回買い直した
・絶対に試着した方が良い。てか試着しても失敗した。
と、こんな感じで皆さん結構苦労されているようです。
そもそもパラブーツ自体合わない人にはとことん合わない靴なので、紐で調整できないローファーであればなおのことフィッティングがシビアになってくるでしょう。
しかし、自分はアホなのでこれだけの情報を見ていながら、試着せずにネットで買いました。先人たちの失敗から何も学んでいません。
ですが、結果的には最適なサイズを選べた気がするので、自分の着用感をお伝えしようと思います。
実際に履いてみたランスの着用感
まず参考までに、自分のスニーカーのサイズは26.5〜27cm。かなり平均的な足のサイズだと思います。
実際に持っている靴のサイズを以下に挙げます。
- 「New Balance」996 27cm
- 「Paraboots」シャンボード UK7
- 「Dr.Martens」3ホール UK8
- 「BIRKENSTOCK」ボストン 41
- 「Clarks」ワラビー UK7
こんなところでしょうか。
以上を踏まえて、僕がランスで選んだサイズはuk7です。
※注意!普通の靴下で履くとブカブカ
上で書いたように確かに選んだサイズはuk7なのですが、ここで一つ注意点があります。
ネットの情報にもあったように、ランスは普通の靴下で履くとブカブカなんです。
特にかかと。
このように結構隙間が空いちゃいます。
しかし、これ厚手の靴下を履くことで解決できます。てか、この靴厚手の靴下でしか履けません。この隙間を埋めようとしてハーフサイズとかワンサイズ下げると今度は横幅がキツくなると思います。
以下の画像が厚手の靴下で履いたものです。わかりにくいかもしれませんが、踵の隙間が少なくなっています。
なので、以下のレビューは厚手の靴下を履いた状態でのサイズ感だということを頭に入れて読んでください。
Paraboot ランス 厚手の靴下を履いた上でのサイズ感
履き口
細かく各所のサイズ感を見ていくと、まず履き口はかなり広めなので、足入れはスムーズ。靴べらも添えるだけでOK。
歩いてみてもヒールカップがアキレス腱に当たって痛いということもないです。全体的にギュッと締め付けられる感じはありますが、正直全然履けます。
つま先
しいて言えばやっぱりつま先はかなり狭いですね。
横からギュッと締め付けられる感じが強い。自分の場合は特に左足ですね。左足の方が右足より幅が広いのか、小指がギュッと内側に入る。でも履けないってほどじゃない。革靴ならこんなもんか、と納得できる程度です。家の周りを散歩してみましたが、歩いているうちに慣れてきます。
そして捨て寸についてですが、マジで無いです。歩くと特にわかる。つま先ドン!って感じ。
つま先の狭さと捨て寸の無さから「ハーフサイズあげるべきだったか…?」とも思いましたが、でもこれサイズあげてたら、おそらく踵がカパカパしちゃうと思います。
なので、自分のジャストサイズはuk7ですね。
履き心地
言うまでもなく履き心地はそんな良くないです。革靴ならこんなもんかって感じですかね。まあ、でも履き心地求めるならスニーカー履けって話なんで、そこは気にするポイントじゃないです。
Paraboot ランスのサイズ感 シャンボードとの比較
自分は同じくuk7のシャンボードを持っているのですが、それと比較するとやっぱり上に書いたように、つま先の横幅の狭さと捨て寸の無さが全然違います。
シャンボードもつま先の横からの締め付けはあるのですが、ランスほど強烈じゃない。
捨て寸はシャンボードでは気になったことはないですね。つま先に少し余裕があります。
そしてシャンボードはどんな靴下でも問題なく履けます。多分自分の足にあっているのはランスよりシャンボードなんでしょうね。
ただ、シャンボードが全く足に合わないって人もいるので、これはホントに人によるとしか言えないですね。
Paraboot ランスサイズ感まとめ
結構詳しくランスのサイズ感について解説してみたつもりですが、あくまでこれは僕の足の形・サイズにとって、という話で、誰にでも当てはまるわけではありません。
もちろん試着をするに越したことはないのですが、近くにお店がない人などはこの記事を参考にしてみてください!
もしくは、Amazonなどであればサイズ交換無料だったりするので、それを利用してみるのも良いでしょう!
以上、parabootランスのサイズ感レビューでした!