今回はちょっと失敗したなと思っている買い物についての記事である。アイテムは【Levi’s】のbiotop別注501キャンドルワックスペイントデニム。
ただ、これは服が悪いわけではなく、僕の僕自身への理解が足りてなかった、という話だ。
アイテムを紹介しつつ、何が失敗だったかについて書いていこうと思う。
【Levi’s】キャンドルワックスデニム 概要

| 値段 | 18000円 |
|---|---|
| 素材 | 綿100% |
| 色 | ブラック |
biotopが【Levi’s】に別注したジーンズで、パンツ全体に鈍く光るワックス加工がしてあるのが特徴だ。
光沢のある生地に合わせてかシルエットはかなり細め。もしくはネクストトレンドを見据えてだろうか。
【Levi’s】キャンドルワックスデニム ディテール
せっかくなので、まずはディテールを見ていこう。
生地
やはり一番の特徴はヌルッと鈍い光沢を放つこの生地。

レザーパンツを思わせるようであるが、表面にデニム特有の織り綾、シワ、デコボコ感が見えることで過度なギラつきが抑えられている。けれども内に秘める反骨心は忘れない、ちょうどいい具合に仕上がった生地である。

裏地は加工無しの綿生地で、履き心地は良好。

ディテール
全体の作りとしてはごく普通の501なのだが、ところどころこのジーンズならではのディテールがある。
ボタンとリベットは黒いオイルがこびりついたような加工がなされており、細かいこだわりがgood。


裾はチェーン。オイル加工前に製品段階で洗いが入っており、最初からパッカリングが出ている。

パッチは黒のレザーに白っぽいグレーの文字。クールな雰囲気。

赤タブもしっかりオイル加工されている。

ポケット裏地の説明書き。黒字に白文字ってカッコいいね。

全体的に抜け目なく黒を基調にディテールが整えられており好印象だ。
【失敗話】体のラインが出る服ってめっちゃ心細い
それで、何を失敗したかって話なんだけど、
正直このジーンズ、生地もディテールもめちゃくちゃカッコいいのだが、自分には絶妙に似合わない…。
というのもシルエットがかなり細めなのだ。スキニーまではいかないものの、足の形がくっきり出る。そうすると、妙に自分の短足っぷりが目立つ。
それに加えて、最近のゆるめのパンツトレンド副作用でやたら足が細く、貧相に見える。
一昔前の細身のパンツが主流だった頃であれば違和感を感じなかったのかもしれない。しかし、人間の感覚とは無意識に時代の影響を受けるもので、パンツに限らず体のラインが出る服を着ると心細くてしょうがない。

もしかしたら、そう思うのは自分のスタイルへの自信の無さからくるものかもしれない。スラっと足が長ければ何も気にせず履いたかもしれない。
しかし体型は体型。似合わんものは似合わんのだ。どうにもできないことは諦めるしかない。
この買い物の失敗は、緩めのパンツばかり買っていて、細身のパンツの感覚が鈍っていたこと、そして自分の体型に合う服を買う、という視点が抜けていたことである。
つい、「カッコいい!」と思ったら手拍子で買ってしまう癖があるのだが、もういい大人なので立ち止まって考えてから買い物したいところである。
また、これ買う時は、「最近トレンド的にもゆるめのパンツが多いから、細身のパンツで周りと変化をつけるのもいいかもな〜」とかイキっていた。
イキるの良くない、地に足つけた買い物しよう。そして自分が短足であることを忘れる勿れ。メメント・短足。
【Levi’s】キャンドルワックスデニム まとめ
以上、Levi’s×BIOTOPのキャンドルワックスブラックデニムのレビュー兼反省記事でした。
ただこの反省は今だから言えることであって、どうせ今後も同じ失敗は繰り返すと思う。でもこういう失敗がないと買い物の精度も向上しないとも思った。
まあ、できるだけ失敗はしたくないけどね。
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