ブランドストーンの避けられない宿命、「加水分解」。
この記事では、これからブランドストーンを買おうと検討している人に向けて、加水分解の簡単な説明や何年くらいで起こるのか、対策や修理について、実際にブランドストーンを加水分解するまで7年履いた僕が網羅的に解説していきます。
ブランドストーンの経年変化記事はこちら↓

ブランドストーンの加水分解とは?なぜ起こる?

ブランドストーンに限らず、靴のソールに使われるウレタン素材は経年劣化によって加水分解を起こすことがあります。
加水分解とは、空気中の水分や湿気の影響で素材が少しずつ分解され、最終的にはボロボロと崩れてしまう現象のこと。
履いていなくても進行するのが特徴で、クローゼットで保管していた靴が、久しぶりに履こうとしたらソールが割れてしまったというケースも珍しくありません。

そのため、「たくさん履いたから壊れた」というより、「時間が経ったから壊れた」という側面が強い現象です。
ブランドストーンも例外ではなく、モデルや保管環境によって違いはあるかもしれませんが、遅かれ早かれ加水分解が起こってしまいます。
ブランドストーン何年で加水分解する?
一般的には5~10年
保管環境や使用頻度によって大きく変わりますが、一般的には5〜10年経過すると加水分解のリスクが高まると言われています。
ただし、
- 高温多湿な環境で保管していた
- 長期間まったく履いていなかった
- 中古で購入した
といった条件では、さらに早く症状が出る可能性もあります。
逆に、定期的に履きながら風通しの良い場所で保管している場合は、10年以上問題なく使えている例もあります。
そのため「ブランドストーンは○年で壊れる」と一概に言えませんが、「いつかは加水分解が起こり得る」と捉えておくのが良いと思います。
僕の場合は7年
あくまで一例ですが、僕はおよそ7〜8年で加水分解が起きました。(買った時期が曖昧なので幅を持たせてます)



僕の履き方と保管環境に関して言うと、
- 雨の日と雪の日(冬はほぼ毎日)に履く
- それ以外の日は靴箱で保管
- 履いた後は特に水気を拭いたりすることなく放置
- 半年に一回くらい革にクリームを入れる
こんな感じで、結構荒めに使っていましたが、7年履けました。
なので、購入段階から加水分解について過度に心配する必要はないと思います。もう少しケアに気を遣えばもしかしたら後1年か2年は長く使えるのかもしれません。
ブランドストーンのお手入れに関する記事はこちら↓

ブランドストーンの加水分解の対策は?

加水分解を完全に防ぐことはできませんが、進行を遅らせることはできます。
具体的な方法としては、
- 湿気の多い場所を避ける
- 靴箱に入れるときは防湿グッズを入れる
- 長期間放置しない
- 定期的に履く
- 履いた後は十分に乾燥させる
- 高温になる車内などに放置しない
特に重要なのは、履かずにしまい込まないこと。
高価な靴ほど大事に保管したくなりますが、逆によく履く方が歩行によってソール内の湿気が逃げることで状態を保ちやすいと言われています。
僕も夏は履く頻度は低かったですが、雨の日には必ず履いていました。
ブランドストーンは「雨や雪の日でも履ける」という道具的側面が強い革靴です。なので、感覚としては日常的にお洒落に使用できる道具としてガンガン履く、というのが正解だと思っています。
ブランドストーンの加水分解、修理はできる?

結論から言えば修理は可能です。
「ブランドストーン 修理」で検索すると色々な靴修理店のサイトが出てきますし、店にもよりますが、自分でソールを選んで修理をすることもできます。
ただ、実際に加水分解が起こった時に悩むのは、「修理」か「買い替え」かという問題です。
修理は問題なく可能ですし、選択肢も多くありますが、修理店やメニューによっておよそ1万2千円〜2万円ほどかかります。
一方、買い替えであればモデルにもよりますが上位モデルのCLASSICSでも3万円ほどです。
これは本当に各々の判断になりますが、新品の半分ほどの値段を出して修理するか?それとも道具と割り切って新しいものを買うか?
これが実際に加水分解が起こった時に考えることだと思います。
【まとめ】ブランドストーンは加水分解するから買わない方がいい?
少し不安を煽るような見出しですが、僕の結論は、ブランドストーンにおいて加水分解は避けられないが、それでも買う価値のある靴であるということです。
僕は実際に7年、加水分解するまで履き、また新しいブランドストーンに買い替えるほど、日常的に使う道具として非常に優秀な靴です。
もし気になっているとすれば、買って後悔することはないと、自信を持っておすすめできる靴です!

