中古でレッドウィング#1903を購入しました。
見た目はほぼクラシックモックトゥ(各パーツが微妙に違う)で、使用されている革はミュールスキナー。
この記事ではミュールスキナーのオイルアップをしてみようと思います。オイルアップは頻繁にやる手入れではないのですが、中古で購入したのと、発売されたのも少し前のアイテムなので、今回やってみることにします。
一応、普段のお手入れについても紹介しているので、ミュールスキナーの手入れ全般に参考にしていただければと思います。
【レッドウィング】ミュールスキナーとはどんな革?

そもそもミュールスキナーとはどういう革なのかについてですが、簡単に言ってしまえばオイルの入ったスエードです。レッドウィング風に言えばオイルドのラフアウトレザー。
オイルを含んでいるため、通常のスエードより深い色合いと味のある風合いが特徴です。
この記事のブーツは#1903というモデルです。現行で一番近いのは#8861 6インチクラシックモックトゥ。そのほかにも様々なモデルにミュールスキナーが使用されているので、気になる人は以下の公式サイトでチェックしてみてください。
「ミュールスキナー」の検索結果 | レッドウィング オフィシャルサイト(公式ブランドサイト&通販)
【レッドウィング】ミュールスキナーの日々のお手入れ
基本的には履いた後のブラッシングだけで問題ないです。ブラッシングはシューケアの基本にして究極なので。
そして3、4ヶ月に一回くらいのペースで以下の記事で書いた、スエード栄養防水スプレーを使った手入れをすると良いでしょう。靴は違いますが、スエードのケアの方法を解説しています。

【レッドウィング】ミュールスキナーの手入れ オイルアップの道具編
準備する道具
- レザーオイル
- 布(いらないTシャツなど)
- 馬毛ブラシ
- ゴムブラシ(無くても可)
- スエード用汚れ落とし(無くても可)
レザーオイル
スエードは起毛しているのでクリームタイプではなく、液体タイプのものを使います。クリームを使って毛を寝かせるようなやり方もあるのですが、せっかくならスエードの風合いを楽しみたいので。

布(いらないTシャツなど)
これはなんでもいいです。上のレザーオイルを染み込ませて使うので、使い古したTシャツがあればそれを使いましょう。
馬毛ブラシ
シューケアの必需品。持っていなければ今後確実に必要になるのでさっさと買いましょう。

ゴムブラシ
黒ずみなどの汚れがあれば擦って落とす用。特に汚れていなければ無くても大丈夫です。

スエード用汚れ落とし
ゴムブラシで擦っても落ちない汚れ用。よっぽどひどい汚れなら必要。

【レッドウィング】ミュールスキナーの手入れ オイルアップ実践編
靴紐を外しブラッシングする

まずは靴紐を外し、全体を馬毛ブラシでブラッシングします。靴紐を外したタンの部分をお忘れなく。
汚れがあればゴムブラシで擦る

もし気になる汚れがあればゴムブラシで擦りましょう。あんまり強く擦り過ぎるとスエードにダメージがいくのでほどほどに。ゴムブラシでも落ちなければスエード用汚れ落としを使いましょう。
全体にレザーオイルを染み込ませる

布にレザーオイルを染み込ませ、革に押し当てるようにしてオイルを移していきます。

最初は目立たないところから。布にオイルを染み込ませてすぐだとシミになりやすいので、少し布を揉んで馴染ませてから革に当てましょう。これを靴全体にやります。
余分なオイルを拭き取る

乾いた布を押し当てるようにして余分なオイルを拭き取りましょう。
乾かす
風通しの良いところで少し乾かしたらオイルアップ完了です!
【レッドウィング】ミュールスキナーのちょっぴりエイジング


もともとしっとりめの革ですが、オイルを入れることでしっとり感が増し、また少しだけ色が濃くなりました。おそらく日々のブラッシングやオイルアップを繰り返すことでさらに色が濃くなっていくと思われます。
【レッドウィング】ミュールスキナーの手入れ まとめ
以上、ミュールスキナーの手入れについてでした。
他にもレッドウィングに合うジーンズなどの記事も書いていますので、ぜひお読みください。


